工程 1
既存屋根の基準状態を確認
雨漏り調査を行った西工場の既存屋根です。既存の折板屋根は撤去せず、カバー工法の下地として残します。
既存の折板屋根と日よけシートが屋根全面に残っている、改修前の基準状態です。
施工後管理の実例
屋根の点検だけでも承ります。写真で状態を確認し、必要な対応を整理します。以下は、雨漏り調査と改修を行った建物を、施工後5年に点検した実例です。
工事を先に決めず、今の屋根の状態を確認したい方へ。写真と所見をもとに、直す箇所と経過を見てよい箇所を整理します。点検・調査の内容と費用は、実施前にご案内します。
雨漏りのご相談を受け、西工場の屋根と工場内の天井を確認しました。ここでは、当時お渡しした5ページの調査報告書を省略せず掲載します。画像を押すと、ページ全体を拡大して読めます。
調査時点で確認できた範囲と所見をまとめた記録です。報告書内の日付・住所・写真を含むため、公開前にお客様へ最終確認を行います。
工程 1
雨漏り調査を行った西工場の既存屋根です。既存の折板屋根は撤去せず、カバー工法の下地として残します。
既存の折板屋根と日よけシートが屋根全面に残っている、改修前の基準状態です。
工程 2
既存の折板屋根を残し、その上に敷かれていた日よけシートだけを撤去しました。
既存屋根を傷めないよう、日よけシートを順に取り外している状況です。
工程 3
日よけシートの撤去後、既存屋根の山に合わせて新しい屋根材を支える金具を各所へ固定しました。
金具の配置と、既存屋根への固定状況を確認できます。
工程 4
本番施工ではなく、短いサンプル屋根材を金具へ合わせ、軒先側の位置と納まりを確認するための試験施工です。
サンプル屋根材を当て、軒先側の金具との位置関係を確認しています。
工程 5
水上側もサンプル屋根材で試験的に納まりを確認しました。受注時に仮オーダーしていた屋根材は、現場での実測とこの確認で長さを確定し、本オーダーへ切り替えました。
本番施工後ではなく、水上側へサンプル材を当てて納まりを確かめている場面です。
工程 6
事前の打ち合わせで採用した高性能遮熱シートを、屋根改修に使用するため現場へ搬入しました。
屋根面へ敷き込むロール状の高性能遮熱シートです。
工程 7
金具の位置に合わせながら、既存屋根の上へ高性能遮熱シートを帯状に敷き込みました。
青い既存屋根の上へ、白い高性能遮熱シートを順に広げている途中です。
工程 8
シート同士のつながりを確認しながら、広い屋根面へ高性能遮熱シートの敷込みを進めました。
白い高性能遮熱シートが屋根全面へ広がった状態を確認できます。
工程 9
高性能遮熱シートの全面敷込みと並行して、本オーダーした屋根材を現場へ搬入し、クレーンで屋根上へ荷揚げしました。
長尺の屋根材を屋根上へ荷揚げしている状況です。
工程 10
新しい金属屋根の端部を納め、ケラバ水切りまで施工しました。
屋根端部に沿ってケラバ水切りが納まった完成状態です。
工程 11
水上側の水切りと笠木を取り付け、端部から雨水が入りにくいよう納めました。
横方向に続く水上水切りと笠木が納まった施工完了時の状態です。
工程 12
高性能遮熱シートの上へ新しい金属屋根を施工し、西工場の屋根改修が完了しました。
屋根全面を新しい金属屋根で覆った完成時の全景です。
2021年5月に西棟の屋根改修が完了しました。ここで終わりにせず、5年後の点検で屋根と周辺部位の状態をもう一度確認しています。
良好
確認範囲では、西棟の笠木コーナー・軒樋、事務所棟の水切り・笠木・軒樋などに大きな異常はありません。東棟は事務所棟からの外観確認で良好でした。
今、手入れを検討
劣化・破断したゴムパッキン、ドレン付近へ移動した緩衝材、架台・ボルトの錆、緩みを繰り返す笠木ビスを確認しました。
定期清掃・経過確認
粉塵の堆積、笠木ビスの再発位置、東棟外観を記録し、清掃と次回点検で状態を比較します。
点検した箇所を一律に全面改修するのではなく、清掃で維持する部分、部分補修する部分、将来に備えて予防保全する部分に分けてご提案します。
始まりは2021年、西工場の雨漏り調査でした。屋根上と工場内の天井を目視・触手・機器で確認し、写真とサーモグラフィーを含む5ページの報告書にまとめました。
調査結果をもとに、既存屋根の上へ遮熱シートと新しい金属屋根を施工。2021年5月の完了から5年後、同じ西棟を中心に屋根面、笠木・水切り、室外機まわり、樋・ドレンを再び確認しました。
屋根面、笠木・水切り、軒樋・ドレンの粉塵や異物を除去し、排水状態を確認します。屋根材と周辺設備に配慮した方法で洗浄し、飛散と排水を養生します。
発錆した架台・ボルトは下地を整えて錆止め・上塗りを行います。劣化・破断したゴムパッキンは交換し、外れやすい箇所は位置調整と固定方法を見直します。
緩みを繰り返す笠木まわりは固定方法を見直し、ビスの打替え、連続シーリング、保護塗装を組み合わせる予防保全を提案します。水切りは施工可能な範囲で塗装による保護を検討します。
工事を先に決めず、今直す箇所と経過を見てよい箇所を写真を見ながらお伝えします。屋根や樋、架台まわりの気になる状態が分かる写真があれば添えてください。

施工時の記録をもとに、経過を確認し、今直す場所と見守る場所を整理します。